【お店でも元気・・・ カニとタコの呼吸法】

 子供の頃、だれでも一度は聞いた事のある昔話、「さるかに合戦」。
このお話しのかには、陸の上でも生きていました。(たしか、話の中
では一度も水の中に入っていなかったと思いますが・・・。)

 そういえば、うちの直営店(金沢港いきいき魚市店)の店先でも、
タコとカニだけは板台で元気に動き回っています。なんででしょう?

 水中の生物の多くはえら呼吸ですが、水のなかでは乾燥する心配が
ないので、えらは体の表面近くにあります。
 したがって陸上では、えらが乾燥してすぐに死んでしまうのです。

 反対にカニの場合は、体が硬い殻で覆われ、外界と接する部分が
口だけです。カニが口から泡を吹いているのは、殻のなかの水を通して
呼吸をしているからです。
(でもここに、真水をかけると死んでしまいますからご注意)

 また、タコの場合は、口のそばから「外套腔」という部分が体内に続いて
います。そして、普段はこの部分に水を蓄えているために、空気中でも
乾燥しにくく、陸に上がっても、
かなりの間生きていられるわけです。
(残酷ですが、ここに指を入れると乾燥して死んでしまいます。)

 魚も人間も潤いのある生活が、大切ということですね!。